羽田は夜が長い空港です。誘導灯とターミナルの照明が明るいので、日が落ちてからも撮り続けられます。4回ぶんの夜から22枚。同じ展望デッキで、シャッタースピードは13秒から1/30秒まで開いています。
2025年8月31日の21時05分。120mm、1秒、f4、ISO100。スポットに入った機体と作業車が写っています。1秒開けても被写体が動いていないので、輪郭は流れません。

同じ夜の21時33分には13秒まで開けました。120mm、f8、ISO100。管制塔を撮ったこの1枚が、この日の最長露光です。



夜の空港で長秒露光が成立するのは、被写体の大半が止まっているからです。スポットの機体、搭乗橋、給油車。動くのは牽引車と航法灯の明滅くらいで、数秒開けても形は保たれます。

2025年9月6日は21時16分から22時05分まで撮りました。エールフランスの777、鶴丸の並び、格納庫前の787。三脚を据えて構図を決めたら、あとは通過する車両が入らないタイミングを待つだけです。




2026年3月28日は逆から入りました。18時28分に1/30秒、f2.8、ISO100。18時33分には ISO1600 まで上げています。絞りは開放のまま動かしていません。

18時37分以降は1/6秒。手持ちで1/6秒は本来止まらない速度ですが、機体自体が動いていなければ成立します。最後の18時48分は1/4秒、ISO200 まで下げ直しました。




1/6秒で動いている機体を追うと、背景の灯りが線に伸びます。18時38分の1枚がそれです。歩留まりは低く、この日は当たりが1枚だけでした。昼の流し撮りとは背景の質が変わります。


2025年9月15日は19時49分から20時10分まで、デッキから駐機場を見下ろす角度で撮りました。9月6日の22時05分には第3ターミナルの江戸小路へ移っています。空港の夜は、屋外を撮り終えても屋内が残ります。

桜の時期にはターミナル内に季節の展示が出ます。2026年3月28日の18時28分と18時30分の2枚がそれです。この日は屋内から始めて、そのまま外の駐機場へ出ました。




